今日、本とドラマの感想を書き終えたあとにニュースをみつけた

香里奈「嫌われる勇気」に放映中止要求　
本家・アドラー心理学会の抗議理由

ドラマ「嫌われる勇気」に対して日本アドラー心理学会は
アドラー心理学の理解を妨げるとして第5話の翌日
2月10日にホームページに抗議文を掲載

「私はただ、感じたことを口にしているだけ」
と言っている主人公を
「ナチュラルボーンアドラー」
としているなど、
「相互理解のための努力」や
「一致に到達する努力」や
「意見や信念を分かちあうための努力」
の側面を放棄しているように見受けられます。
※抗議文より引用

原作本の著者であり、
日本アドラー心理学会の認定カウンセラーや
顧問もしている「岸見一郎」氏は、
ドラマにおけるアドラー心理学の解釈をチェックしていたという

記事によると、この抗議に対して
「アドラー誤解されてる気がする」
「刑事ドラマにするって時点で無理っぽい」
といった疑問の声が上がる一方、
「ドラマのタイトルを地で行ってるわけだな」
「アドラー心理学の注目度を高める功績もある」など
賛否両論の反応があったという

香里奈演じる主人公は
「嫌われる勇気」というタイトルのまま
いわばアドラー心理学の真髄を体現させるために
ほんとに嫌われるような行動が目立っていた、と思う

アドラー心理学の真髄ではあるが
単純に”人から嫌われても好きに生きていい”
という意味ではけしてない
”勇気をもって自分を生きる”
という意味ではないだろうか

フジテレビは
放送中止はないが
「脚本に関しましては、日本アドラー心理学会から
いただいたご意見も、今後のドラマ制作に生かして参ります」
と発表している

といういわけで
今後のドラマがどういう展開になるかますます楽しみになりました　(^-^*)