2018年2月21日　大杉漣さんは逝ってしまった
とても好きな俳優さんでいつもそこにいて当たり前と思っていました

今日3月2日、アナザースカイのゲストとして出演が予定されていました
残念ながらスタジオ収録はできていなかったようで
大杉漣さんのアナザースカイ　韓国でのロケの模様が放送されました

漣さんの長い俳優の歴史がぎゅっとつまった素敵な言葉があふれる回でした
特別大ファンでもなかったのに・・・
詳報を聞いたときからなぜか涙がぽろぽろ
漣さんのお話に触れるたび　涙があふれます

その後も各界から悼む声が途絶えず・・・
Yahooニュースで漣さんの話題を探すようになっていました

とても悲しすぎてずっとブログに書けなかったのですが・・
今日のアナザースカイが・・・
とても感動してしまいました、思わず書いています
自分のために残しておきたいと思った

ちなみに上の画像は漣さんが愛する猫の　寅子ちゃん
目がまんまる
撮影で一緒になったその日から漣さんは　寅子ちゃんのとりこに
そして素敵な関係がはじまったのです

アナザースカイの韓国ロケで語っていた
「死にたくないとは思わないけど死にたいとも思わない。ただ死ぬという事が分かっているだけ　まだやりたい事がたくさんある」

この言葉は生きている人の言葉
まさかこの一か月後に自分が他界するなんて・・・
これっぽっちも思ってなかったんでしょうね

大杉漣さんの所属していた劇団　太田省吾主宰　転形劇場
今回のアナザースカイでは、数多くの海外公演を行っていた転形劇場の中でも
資金難に苦しみ解散が決定されていた中での韓国公演
その時の足跡をたどります

転形劇場　では沈黙劇を演じていました
すぐそこの忘れ物をとりに行くお芝居でも
無言　無音　5分もかけてお芝居
こんなお芝居を16年も続けて演じていた漣さん

公演の前に何十回も練習していて　太田主宰にかけられた言葉
「漣さん　あきないの？」
冷静に静かにソフトに　かけられた言葉
どんなに感情が乱れて叫んだ言葉でもかなわないくらい　心に響いた　という

もっと素晴らしい演技を期待している　という期待の言葉
怒鳴られるより、怒られるより　心に響いた　と語っていました

出典：THEATRE ARTS

世界各国を公演してまわっていたのに
漣さんのアナザースカイは　引退前最後の公演　韓国
もし　劇団が残っていたら、漣さんはいまだに　公演に出演していたかもしれない

「もっと日本人にこの沈黙劇を見てもらいたい」
とも語っています

最愛の奥様にも「私の子供を2人も生んでくださって・・・」
敬愛の思いが伝わる　なんて素敵な言葉

くしくも漣さんがアナザースカイで語った人生の言葉
まるで死をわかっていたかのようにまわりへの感謝の言葉
いえ、これはきっと常々感謝の心をもっていた漣さんだから
発した言葉の数々

そして最後に歌を披露してくれました

アナザースカイ 大杉漣 最後の歌 熱唱。

この放送の前にたまたま見ていたドラマ「アンナチュラル」
出演していた朋友の松重豊さんのセリフ
「人はたまたま死ぬんです。そして私たちはたまたま生きてるんです。」
最期までかたわらに寄り添っていた松重さん
今心に響いています。

実は・・・
今日は　アンナチュラルの松重さん　からの
大杉漣さん　アナザースカイ　からの
探偵ナイトスクープ　

5年前に亡くなった日の母の最期のお料理　豚の角煮
お料理をつくったあと、倒れてそのままに
5年間冷凍保存してきた娘が　
やっと　母の豚の角煮を食べてみたい・・・と
それは、探偵ナイトスクープの　林先生の努力で
ふっくら　あの時の角煮をよみがえらせることができたのです
当時の味を思い出して思わず涙が・・・
きっとお母さんも喜んでいます。

今日は涙腺崩壊です(ToT)

詳報から早くも10日がたちました
悲しい　寂しいと感じる多くの人々によって
漣さんの話題がつきません
たくさんの人に愛された漣さん

たけし 涙 大杉漣 急逝 新情報7days

いつも謙虚でいつも一生懸命で
これからも漣さんの出演された多くの作品を目にすることと思います
いつも空気のような漣さん
漣さんのすごさはいなくなってからわかること

あちらでも楽しんでくださいね
ご冥福をお祈りいたします。